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みつばちの社会生活と魅力

ミツバチの生態

女王蜂 ミツバチは1匹の女王蜂を中心に2~5万匹の働き蜂と2~3千匹の雄蜂が群れを作って生活しています。
蜂は、女王蜂、働き蜂、雄蜂が巣の中で、各自の作業を分担して担っております。さて、それら蜂達の分業体制ですが、女王蜂の働きから、述べてみましょう
1.女王蜂
 蜂群の中に1匹だけいる女王蜂の役割は、産卵です。女王蜂は玉子から16日で出房し、1週間ほどで発情して雄蜂と空中で交尾し産卵を開始します。交尾はこの時1度だけで、以後ずっと産卵し続けるのです。
女王蜂の産む卵には、有精卵と無精卵とがあり、有精卵からは働き蜂が生まれ、無精卵からは雄蜂が生まれます。女王蜂は有精卵から生まれ、与えられるエサがローヤルゼリーかそうでないかによって、女王蜂になるか、働き蜂になるかが決まります。

2.働き蜂
 人もよく働き蜂に例えられますように、生まれてから働き蜂には沢山の仕事があります。卵から約21日で出房します。巣箱から半径2~4キロを飛翔する力を持っており、俊敏でまた群によっては、気の荒い群もあります。女王蜂が何かの事情で失った場合は、卵を生み出しますが、それは全てが無精卵で雄蜂が生まれてきます。
巣板
 働き蜂は夏の間ならば2~3ヶ月の寿命で、冬場ならば6ヶ月 ほどの寿命です。夏場は、生まれてから内役として働き、日齢によって、外役として働くようになって蜜や花粉を集めに飛び回り、その短い命の中で約スプーン1杯分位の蜂蜜を集めて来るといわれております。
 働き蜂は全てが雌であって、仕事内容は分業体制がしっかりと取られております。
育児作業、巣作り、巣門の警戒、清掃、花蜜集め、花粉集め等の仕事が、生まれてから成長する順に仕事内容が、変わっていくのです。
そして働き続けて短い生涯を終えるのです。

3.雄蜂  雄蜂は働き蜂よりやや大きくズングリとしており、刺針を持っていません。雄蜂の仕事は新女王との交配で、交配が終わるとその雄蜂は寿命を終えます。雄蜂の寿命は3ヶ月程です。秋に入りますと巣から、雄蜂は追い出されて冬の巣内には雄蜂はいないのです。 春になって女王蜂が卵を産んで雄が生まれてくるのです。

蜂蜜になるまでの過程

蜜巣  蜜蜂が巣の近くのいろいろな花の蜜を集めて戻ってきます。巣内の内役に口移しで花蜜を渡して、渡された蜂が体内に取り込み唾液と混ぜて巣に貯めます。唾液に含まれる酵素によって果糖、ブドウ糖に変化させて巣房に貯めた蜜を羽でブンブンあおって水分を飛ばして濃縮し、花蜜から蜂蜜となって巣房に貯めて蓋をします。蓋の事を「蜜蓋」と呼んでおります。  採蜜するときにこの蜜蓋を切り取って、分離機で採蜜します。


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